億トレーダー橋本さんが語る投資とキャリアのリアル「大切なのは執着を捨てられる柔軟性」
第二弾学生投資家リレーです!前回のJPSI代表「惠良祐太」さんに引き続き、今回は早稲田大学株式投資サークル「forward」OB、また個人投資家としてもご活動されている橋本さんに、これまでの歩みや投資における独自の哲学、そして未来のビジョンについて話を伺いました。
橋本さん(早稲田大学株式投資サークル「forward」OB・個人投資家)
始まりは「金持ちになりたい」というシンプルな思い
京都の私立中高一貫校に通っていた高校時代、周囲の裕福な友人たちとの金銭感覚の違いから「お金を稼がなければならない」と強く思うようになったという橋本さん。浪人生活を経て早稲田大学商学部に進学しました。
一番お金を稼げそうだという単純な理由で商学部を選びました。大学に入ったら投資をやろうと決めていたので、投資サークルに入って株を始めました
本格的に成果が出始めたのは2020年。きっかけはコロナでした。旅先の沖縄で行動が制限され、暇つぶしとして本格的に株式投資に向き合ったところ、大きな利益を生むようになったそうです。
「本業は労働収入」—専業投資家にならない理由
株式投資で大きな資産を築きながらも、橋本さんは現在もコンサルティング会社で会社員として働いています。一時はブラック企業での勤務や退職も経験したそうですが、現在は環境の良い会社に転職し、会社員と投資家を両立しています。
専業投資家にならない理由について、橋本さんは「リスクヘッジ」を挙げます。
投資はいくら自分に自信があっても、資産がゼロになるリスクがあります。50年稼げても51年目にすべてを失うことだってある。だからこそ、生活費は労働収入で賄うべきだと思っています
数千万円の損失と「死」を意識した過去—どん底から得た教訓
順調に見える投資生活ですが、大きな失敗も経験しているようです。2022年1月、そして直近では2026年7月に大きな損失を出しました。
1回目の大きな失敗のときは、本当に自殺しようかと考えるほど追い詰められました。でも、数ヶ月経てば取り戻すことができたんです。『こんなことでメンタルをやられるのはダサい』と思い、それからは『株式資産はゼロになってもいい』と割り切れるようになりました
現在は「ここまで下がったら必ず損切りする」というラインをあらかじめ設定し、想定内の最大損失に抑えるリスク管理を徹底しているとのことです。
投資で最も重要なのは「柔軟性」と「客観性」
「人生や投資において譲れない価値観」を尋ねると、橋本さんは「柔軟性」と答えてくれました。
1秒前に決めた決断を、1秒後に覆せる決断力と客観性が大切です。執着せずにすぐ判断を変えられるかが勝負を分けます
また、自身が最も尊敬する人物としてベルギー代表のサッカー選手、ケヴィン・デ・ブライネ氏の名を挙げました。
投資家は一生続けられますが、アスリートは年齢とともに限界が訪れます。自分の限界が近いと知りながら努力し続ける姿、そして何万人もの観客を熱狂させる姿には心からリスペクトを感じます
将来は「海外生活」
今後について尋ねると、「10年後は日本ではなく、イギリスなどの海外で暮らしたい」と語りました。サッカー観戦やヨーロッパの文化を愛する彼にとって、海外移住は大きな夢の一つだそうです。
未来の投資家たちへ
最後に、これから投資や新しいことに挑戦しようとしている学生たちへメッセージを送ってくれました。
自分が向いていると思うことを、人の何倍もやってほしいですね。そして何より『向いていないと感じたらすぐにやめる勇気』を持つこと。大人になるにつれて自分で選択できることばかりになります。自分に本当に向いているものを見つけることこそが、成功への鍵だと思います
まとめ
「自分に向いていないことは、思い切ってやめる」という徹底した合理性と、失敗を恐れずに突き進む柔軟さ。橋本さんの言葉には、投資の世界だけでなく、私たちが日常や仕事で迷ったときにも役立つヒントがたくさん詰まっていました。
さて、次回のインタビューのバトンを渡されたのは、明治大学の株式投資サークルbreakoutsの元幹事長「城正人」さんです!
城さんがどんな視点やビジョンを持って活動しているのか、次回もじっくりお話を伺います。どうぞお楽しみに!
本記事は個人の見解であり、特定の銘柄・手法を推奨するものではありません。
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